「化けられない。」



意欲が衝動になりきれない。 

むずむずと皮膚の下を這っているようだ。 

頭がずっとぼんやりしている。 

脳と頭蓋骨の間にゼラチン過多のゼリーが詰まっている気分。 








ひらひら落ちてくる花びらを捕まえようとするかのように、 

何かが目の前をくるりくるり落ちてくるようで、 

手を無意識のうちに伸ばしていて、 

だけど形のないそれを手に出来るわけもなくて、 

気づけば、呆然としてる。 








頭を幾度振っても違和感は消えなくて、 

そのうちに痛み出す。 








こうして言葉を並べ立てても、ナンセンス。 

焦ってもがいて無様にはいずり回って、 

それでも諦めきれずに、 

落ちることを選んで。 








衝動が欲しい。 

それを生み出すだけの衝撃が欲しい。 








あぁ、こんなにも蠢いているのに、 

停滞している。