「勘違いノスタルジック」


市松模様の一反木綿

結んで 開いて ほどいてた

あと出しの勇気なんて 役に立たない なんて

そんなこと とっくの昔に気付いてた

抱く理想は膨大過ぎて

くすんで 傷んで 肥大で 期待で

もうお腹いっぱい

いたいけな子供がぬいぐるみ片手に指をくわえてたって

あの日はもう返らない

(そんなこと、押しつけなくたってわかってるよ!)

ああ勘違いノスタルジック

私をどうか見捨てないで

レーザービームの斜め上

サイは放られた