「身体模写現象part1(低反発のソファの上で)」 忘れてしまう 忘れてしまう 空っぽのくせにいつまでもそのままで この頭の中には何が入っているんだろう 足りない足りないデキソコナイ 夢はくだらない自己抑圧の結果 目を閉じてしまえばひととき ホームでひとり待ちぼうけ 線路の上でワレモコウ どうでもいいって言う願望 平面的な思考の指向 長い長い長い長い夏休み 手帳をぱらぱらめくっては自己満足に勤しんで 雑踏は幾度もくり返し ひとつ ひとつ 頭痛 覚え おぼろ 感傷 参照 投げ出した手のひらは何かつかむため そう答えた十年前の少女はとっくに過去の中 へばりついた違和感はとうとう持ち越して 羽化することを忘れた蛹のままで 今日も部屋の中 突然変異の純粋培養 ねじれた