「空しい」



風向きが変わって


冷たい霧を吸う


夜明け


体には見えない穴がある


底はどこまでも暗い


霧は砂になって穴を埋めようとする


さらさらと音だけが響く


だけど終わる訳もない


持ち主は遠く体を離れて


温もりを探そうとしている


だけど だから


心は