「じりじりと空、灼かれて」



陽炎に溶け込んだ

午後の影

あなたが手を振るから

微笑んだ

ひとつ 踏み出すごとに

ちくり 痛む目の奥

ふたつ 手が重なって

じとり 何かが迫る

足音は置いていくから

明日のその向こうへ逃げよう

かくれんぼ まあだだよ