「似非と偽の違いって何ですか?」
それは、ある日の夕方のこと。
「雨降りそうだなぁ…どのくらいで降り出すかなぁ」
「そうだな、ドモ○ルンリンクルが十四滴落ちるくらいしたらかな」
「何だよ、それ」
「前にバイトしてたんだよ」
「え?まさか」
「一滴一滴落ちるのを見つめる人」
「マジで?!どうやってなったんだよ?」
「面接で、黄身が黒くなるまでじっくり炒り上げてみた」
「それって卵油じゃん!」
「いいじゃん別に。そんなことより、この間別のバイトに受かったんだ」
「どこ?」
「そこのスーパー」
「へえ、面接でPRとかしたんだろ?何やったんだよ?」
「『マズーい、もう一杯☆』って爽やかに」
「青汁飲んだのかよ!しかも『☆』の意味分かんねーし」
「もちろんケール十%以下で」
「明らかにパチモンじゃんか!」
「何言ってるんだ、そばは小麦粉百%に限るぞ」
「うどんじゃんそれ!」
「そんなに声荒げると心に響くぞ」
「心?!心が痛いの?!」
「ひどい、あたしとは遊びだったのね!」
「棒読みで読むなよ」
『ワ゛レ゛ワ゛レ゛ハ〜』
「夏休みの小学生が扇風機の前で一度は出しそうな声出してんじゃねーよ!」
「甘い、甘すぎるぞ…そんなんじゃおまえは一生ボブとジョニーに勝てんっ!!」
「誰だよソレ!」
「エクトプラズマー」
「いるのかよそんなヤツ!?」
「免許必要なんだぞ、出すのは」
「いるの?!」
「長かった…」
「持ってるのかよ!」
「師匠は言ってくれた、『何かあったら西の空に私の名前を呼ぶのよ☆』と…」
「だから『☆』の意味が分からんて」
「『星が瞬いたら私が聞き届けた証拠☆』とも」
「…交信?」
「お月様が中継局」
「…誰も知らんって、そのネタ」
「……」
「………」
「あぁ、腹減ったなぁ〜」
「唐突だな。…まぁそうだな」
「も〜っと光をっ!!」
「光合成?!しかも何気にゲーテだし!」
「ちょっとかわいく言ってみました♪」
「いらんって!しかもシナ作ってんじゃねーよ!気持ち悪りぃ」
「あなたと私の仲じゃn」
「知らねーよ!!」
「あ、ヤベ!バイトの時間だ」
「え?あ、あぁ、そこのスーパー?」
「いや、スペースシャトルの運転手」
「バイトなのかよアレって!!しかも車の免許すら持ってないじゃんお前!!」
「大丈夫、全然問題ないって。それより、報酬は船外で拾った隕石なんだけど、こないだ持ってきたやつ、何かヘンなのついててさぁ…」
「それってお前の後ろにいる緑色のびちびちしてるヤツか?!うわ、こっち来るな!!うわ、あ、うわああああああああああっ!!!!」
―翌日―
「昨日、16:23頃、××市に住む高校生が何かに襲われ、ある意味重傷です。
少年は『ミトコンドリアが…はぐっっ!!』等と呟いており、警察はこの少年の身柄をどうするかを含めてそれなりに捜査を続ける気のようです。
以上、8:08のニュースでした。次は、ひらけよ!ポン○ッキです」
この後この少年がどうなったかは、多分誰も知らない。
―終―
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偽と似非の違いって何ですか?
何でしょう…これは。ギャグ…なんでしょうか。
台本形式ですね。
笑える人だけ笑ってください。笑えなくても、一切責任は負いません。
ご了承下さいませ。